令和8年を迎え、障害年金制度にもいくつかの動きが見られています。
本コラムでは、現時点で公表されている情報をもとに、
令和8年度の障害年金制度および支給額の見通しについて整理いたします。
■ 1. 支給額は物価変動に応じて調整される見込み
障害年金の支給額は、毎年の物価変動や賃金の動向に応じて改定されます。
令和7年度の支給額も物価変動を踏まえて調整されており、
令和8年度についても同様に、物価スライドによる増減が行われる見通しです。
正式な金額は例年どおり、年金機構から春頃に発表されます。
■ 2. 制度改正の動き:直近1年要件の延長など
障害年金制度では、近年いくつかの改正が進んでいます。
特に注目されるのは、保険料納付要件の特例である「直近1年要件」の延長です。
この特例は、初診日の前日において直近1年間に未納がなければ納付要件を満たすと扱うもので、
令和18年3月31日まで延長されることが確定しています。
これにより、納付要件を理由に受給できないケースが一定程度緩和されることが期待されます。
■ 3. 認定基準や手続きの見直しも継続
障害年金制度では、認定基準の見直しや手続きのデジタル化など、利用者の負担軽減に向けた検討が続けられています。特に、日常生活の実態をより反映した認定プロセスの導入が議論されており、今後の動向が注目されます。
■ 4. 令和8年度に向けて準備しておきたいこと
支給額の改定や制度の見直しは、受給中の方にも影響する場合があります。
更新時期が近い方や、額改定請求を検討されている方は、
診断書の内容や日常生活の状況を整理しておくことが重要です。
当事務所では、小田原・湘南地域を中心に、
障害年金の申請・更新・額改定・不服申立てまで幅広くサポートしております。
令和8年度も、制度の最新情報を分かりやすくお伝えしながら、皆さまの不安を少しでも軽くできるよう努めてまいります。
ご不明な点やご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。